宗教って怖いと感じる理由

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

よく日本人は宗教に対する理解が少ないといわれます。

大きなお世話と思わなくもないですが、
これから世界中の方々と接する機会が増えることを考えると、
やはり宗教に対する理解というものが非常に大切になってきます。

また、宗教というと無条件で恐怖感を感じるということは、同時に宗教という言葉を
使わなければ警戒心がなくなってしまうということでもあります。

やはりそこはカテゴリーとして宗教かどうかではなく、
そもそもの宗教とは何なのかということを理解しているかどうかがということが
非常に大切になります。

まずは、なぜ日本人が宗教にアレルギー反応を起こすことが多くなったのかという説明をさせていただきます。

宗教に対する恐怖を作り上げた要素として、
宗教に対する負のイメージと、宗教がなくても大丈夫という2つの要素があると思います。

まず、宗教に対する負のイメージができた経緯としては、
 ・戦前に「日本」というチームをまとめるために、神道が用いられたため、
  戦後で「宗教」というものが否定されるようになった。

 ・旧オウム真理教による地下鉄サリン事件

これらによって、日本人の中で宗教=洗脳というイメージが強くついてしまったのではないでしょうか。


そして宗教がなくても大丈夫という要素としては、
やはり戦後の経済発展だと思います。

これらの結果、日本は宗教をなくして経済発展を成し遂げ、
世界でも有数の経済大国になりました。

公害などの負の側面を抱えながらも、
敗戦で焼け野原となった状態からここまで発展してきたというのは、
日本という国全体では、大きな成功体験だと思います。
それを団塊の世代の方々は、自分の人生を通じて体感できたというのは、
その方々の考え方に大きな影響を与えたことだと思います。

これらの要素から、「宗教って怖いし、別に必要ないよね。」という感覚が、
日本人全体に、いわば「常識」として入っていったわけです。

また、芸能人が宗教家にだまされるニュースや、
戦争の背景として、さも宗教が原因であるかのように取り上げるニュースなども
これらの要素に拍車をかけていると思います。

ただ、欧米の人々からすると、日本に実際に着てみると、
「宗教的要素があるじゃないか」と思う場面もあるようです。

次回はそれらについての解説をさせていただこうと思います。

 

 

 


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