日中関係の課題

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

前回は、日中関係においてどのような関係になるにしても、
ある問題に衝突することだけは避けられないという話をしました。

それは具体的に何なのか。

ズバリ言うと、沖縄などを含めた南西諸島です。

現在、中国は香港や台湾への圧力を強めながら、
南シナ海はもはや中国の海として使えるようになってきました。

南シナ海については、反発する国々が多くありますが、
現在の海軍力・経済力的に中国に正面切って戦うことができる国がいないのが現状です。

中国は次なる目標として、東シナ海へ進出することを頑張って目指すために、
香港や台湾への圧力を強めているのは明白ですが、
香港や台湾だけでは、東シナ海へ出ることはできません。

もっと言えば、アメリカの海である太平洋のごく一部を中国の海として、
使えるようになることを目指しているわけです。

そうなったとき、全米軍の弾薬の1/3が集中している沖縄があることを考えると、
中国は自由に東シナ海を使うことは絶対にできないわけです。

逆に言えば、中国としては、沖縄の米軍基地を弱体化したり、
中国に協力してくれる状態に持っていったりすることが目標です。

ところが、日本がアメリカ側としている限り、
日本にある米軍基地を撤去することはできません。

日本として、中国に協力しようと思っても、
絶対に協力するということはできないわけです。

そうなると、中国側の方へ行くという選択を取るときには、アメリカからの「独立戦争」をする必要があります。
かといって、アメリカ側として中国と敵対するにしても、中国との戦争の最前線として、戦わなければいけないのです。

なぜ、このような選択肢の少ない状態に、現在の日本は陥っているのでしょうか。

次回は、それについてお話していこうと思います。


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