マーダー・インクの壊滅
こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。
前回紹介したように、1920年代のアメリカでは、
マーダーインクという組織が出来上がっていました。
彼らはそれまでにないレベルで組織的に活動し、
殺人をビジネスとして躍進していきました。
ですがこのマーダー・インクは突如として崩壊していきます。
きっかけは、一人の逮捕でした。
それまでも、下っ端たちが逮捕されることは多かったですが、
今回逮捕されたのは、エイブ・レルズという人物でした。
彼は、自らの死刑を免れるために司法取引を行い、
マーダー・インクの存在が公となりました。
そうなれば、当然、一人一人が死刑には十分すぎるほどの
殺人を行ってきているので、一気に壊滅していきました。
きっかけ自体は確かに彼の司法取引です。
しかし、より根本的な理由として考えると、
やはりアメリカマフィアの衰退でした。
もともと、アメリカマフィアは禁酒法のおかげで成長したといっても
過言ではありません。
また、狂乱の好景気から世界恐慌という時代において、
社会が不安定化し、政府への信頼が揺らいでいた時代だからこそ、
マフィアが大きくなれたわけです。
逆に言えば、1940年代に入り、
アメリカ政府は日本やドイツとの戦争をベースに信頼を集め、
第二次世界大戦の終戦後も、ライバルであるソ連との闘いが繰り広げられたため、
政府は信頼をキープしていきました。
きっかけと理由は、全く異なるものだということを、
この出来事は教えてくれているのかもしれません。
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