独裁の支持者
こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。
現代、国民の中に独裁政治を望む方はいらっしゃるでしょうか??
仮に、「あなたは今の日本が独裁体制になることを支持しますか??」と
質問されたら、ほとんどの方は「するわけない」と答えると思います。
しかし、現実に独裁政治というものは、過去の歴史を見ると、
政治の正当性を支持してくれる存在の関心を買うために熱心になるということがいえます。
第一次世界大戦以降や、第二次世界大戦の終戦以降、多くの独裁主義国家が
世界中に誕生しました。
たとえばヒトラーは、かつてアウトバーンと呼ばれる高速道路をドイツ中に張り巡らし、現在でもその高速道路は使われています。
また、ほかにもホルクスワーゲンなどの国家が出資した会社を設立し、
多くの失業者を雇用しました。
この点だけ見ると、あたかも国民のためにやってくれているようにみえませんか??
逆に言えば、国民のために動くからこそ、支持・信頼が高まり、
独裁という無茶な体制を国民が容認していくのです。
現在で言えばロシアのプーチンは、よく「独裁的である:という批判を受けます。
確かに、さまざまな改革・行政・軍事行動を、「ここまでやっちゃうの??」というレベルでやってきました。
それも、プーチンが石油を活用することでロシアの経済を回復させていったからこそ、
可能になっているわけです。
現に、アメリカにおけるシェール革命や、クリミア問題などでヨーロッパとの関係が悪化して以降は、プーチンの支持率低下と同時に、プーチンの「無茶」も少なくなってきています。
ある意味、独裁という体制は、過去のものではないんですね。
むしろ、現代でもいつでも起こりうるというわけです。
ただ、国民に支持される人物・政党が様々な国民受けする政策を実施することは
悪いことなのでしょうか。
もちろん、独裁体制にはデメリットがあり、そこが非常に重要になってきます。
次回はその点についてお話していこうと思います。
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