現代の世界情勢~中国~

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

 

今、コロナなどの出来事で世界の情勢が色々と変化してきています。

 

学校の授業やニュースでは、あまり体系的に現代で起きていることを
説明している機会がないと思います。

 

しかも、書籍やニュースなどでは、大方ポジショントークで語られることが多いので、
どうしても偏りが出てきてしまいます。

 

その中で、利害関係なく、事実として何が起きているのかというのを、
お話ししたいと思います。

 

現在で、日本において最も関心が高い内容の一つが中国だと思います。

中国が南シナ海東シナ海への進出を強めたのはなぜでしょうか。

 

色々ときっかけはありますが、
根本的には、やはり中国が世界の覇権といわないまでも、
アメリカやヨーロッパに干渉されない程度には、影響力をもっていきたいというところが根本原因です。

 

よく、オバマ元大統領の「アメリカは世界の警察官ではない」発言や、
トランプ大統領の国家第一主義的政策、そして今回のコロナ騒動などが原因のように言われることが多いですが、これらはあくまできっかけです。

アメリカの力が落ちている状況で、どんな大統領が就任しても、
成功する、失敗するは別として、中国は確実に力を伸ばそうと動いていくのは間違いないです。

 

となると、根本的な原因はアメリカの力が低下していく状況そのものなのです。

国際政治について学習する機会が日本の教育制度の中ではないので、
国家同士の友好関係を、個人間の友好関係と同じものだと思う方がかなり多くいます。

 

たとえば、親日国というと、
日本と友好関係を結んでおり、同じ課題に向かって協力して挑んでいく仲間というような意識を持ちがちです。

 

しかし、本当の親日国とは、
実際には利害関係が一致しているため、同じような路線をとっているという
状態にあるだけです。

 

例えば、台湾は、親日感情の強い国であるという認識が一般的です。

 

しかし、尖閣諸島においては、日本に対して領土問題を主張しています。

 

考えてみれば当たり前の話で、国家というものは一人の人間ではありません。

 

トップの人間も、構成している国民も、やはり自分の国に縁のある人が多いです。

 

自分と同じ国にいる友達や家族と、あったことがない国の人のどちらを大切に感じるでしょうか。

 

やはり、自分と同じ国にいる人間を優先してしまうのが人間の性だと思います。

 

現在は日本は中国に対して、アメリカのバックアップを受けながら
対抗する路線をとろうとしてきました。

 

その中で、完全に敵対するというわけではなく、習近平国賓で招くなど、
友好関係を築きそうな雰囲気も出しています。

 

果たして日本と中国の関係はどのようになっていくのかは、
私たちを含めたこれからの世代にかかっています。

 

中国と敵対するにしても、友好関係を築くにしても、
日本は必ずある問題に衝突することは間違いありません。

 

次回はそれについてお話していこうと思います。

つつじヶ丘エリアNo.1の自立支援型個別学習塾はコチラ!!
https://kobetsu-tsutsuji.com/