こんにちは。s-Live東京つつじヶ丘校の氏家です。

 

先日、友人と会ったときのことです。

 

「最近、涙もろくなっちゃったんだよね。今まで全然泣かなかったのに何でもないことでも泣いちゃうんだよね。」
と友人が言ってきたのです。

 

なんだかおばさんみたいな発言だなぁと笑っていたのですが、自分も涙もろくなった経験があったことを思い出しました。

 

もともと、私も友人と同じく自分のことをなかなか泣かない人間だと思っていました。


小学生の頃は友達と喧嘩しても泣かず、引越しして離れ離れになってしまう友達との別れのときにも涙が出ませんでした。

そんなことで泣くなんて、と当時は思っていたのです。

強がりですよね。

 

私は小中高一貫の学校に通っていたのですが、高校はそのまま進学せず海外の高校に留学することを決めました。


9年間通った学校を離れるときも、周りに泣いてくれる友達がいたにも関わらず私はけろっとしていました。

 

なかなか泣けない自分はかわいくない女の子だな、とちょっとそんな自分が嫌になったこともありました。

 

短期で何度か留学したことがあったため出国に対する不安も無く、

きっと日本を離れるときにも泣かないんだろうなぁと、出発当日もへらへらしていました。

 

飛行場まで送ってくれた両親も、私があまり泣かない性格だと分かっているのでしんみりとした雰囲気にもならず、なんなら「頑張ってねー」と明るく送り出されたのでした。

 

しかし手荷物検査を終え、搭乗ゲートに向かう途中なぜか涙がぼろぼろと零れてきたのです。


そんな自分にすごく驚いたのを覚えています。

まさか泣くなんて思っていなかったのに!と、動揺しました。

 

悲しくない、と自分で思い込んでいても、脳はちゃんと「別れ」を悲しい出来事として捉えているのですね。

 

 

友人が涙もろくなったのも、きっと大人になって自分の感情に素直になることができるようになったからなのだと私は思います。

 

たまに泣いてみると気分がすっきりしますし、やっぱり自分に正直になることは心の健康のためにも大切ですね。

 

 


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