世界最小の民族

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

世界で採用の民族といわれるタロン族を皆さんはご存じでしょうか??

成人しても、身長が110-130cmしかないそうです。

とはいっても、もうすぐ滅亡するという見方が強いです。

現在は男性が1人にに女性が3人の兄弟しかいないということですが、
なぜ、ここまで数が減ってしまったのでしょうか。

現在は上記のように少ない人数ですが、約60年前ほどの調査では、
まだ100人以上いたそうです。

しかし、彼らの生活圏であるカラ・ボラジ山というところが、ヒマラヤ山脈の一体であるため、
非常に地震の多い地域で、そこで多くのタロン族がいなくなり、
血縁の近い者同士の結婚が相次いだため、多くの子供たちが幼少期に亡くなってしまったためと言われています。

ただ、ここで誤解していただきたくないのは、
あくまで新世代のタロン族が増えていないという見方が強いということです。

というのも、ここまで強烈な特徴をもっていると、
ほかの民族との間に生まれた子供の身長が高ければ、
タロン族であるとはみなされないというところがあります。

私たちは、民族というと伝統があり、ほかの集団とは全く違うものであると
思ってしまいがちですが、民族というのは非常にあいまいな存在です。

ではなぜ、民族という概念はここまで私たちにとって大きいものであるように感じるのでしょうか。

次回は、民族とは何かということについてお話したいと思います。