「非文明」と「文明」

こんにちは。

s-Live東京つつじヶ丘校の宮岡です。

 

先日、新しくできた知人から、アチュアル族という部族についての話をききました。

アチュアル族というのは、アマゾンの奥地に住む部族です。

そして彼らは現代の文明をまったく受け入れていません。

彼らは族長がすべてを取り仕切ります。
手法としては、呪術です。

呪術に基づき、司法・立法・行政を取り仕切るのはもちろんのこと、
医療や警察についても族長の呪術で執り行います。

たとえば、怪我をした子供がいたとしたら、族長が必死にお祈りによって命を救えるように努めます。

もちろん、そのうち救えない命もあります。

しかし、部族全体でその命もそれが運命として受け入れます。

また、彼らは食べ物についても所有はしません。

というのも、豊富な食べ物がすぐに取れるため、おなかが減ればジャングルへ食べ物をとりに行き、自分が持ってきたものの中から
不要なものはすべて分け与えてしまいます。

もちろん、貨幣はありません。

われわれからすると、なにもかもが非文明的であり、人によっては野蛮であると感じたり、非合理的であると感じると思います。

最近の世の中の動きで面白いのは、われわれの文明がこの「非文明的」な方向へ向かっていることです。


国家が発行したわけではない通貨を使いますし、さまざまなことを共有しようとします。

私達人類は、一生懸命築き上げてきた経済システムをわずらわしく思うようになってきています。

そして実物としての貨幣を捨て、所有の概念を捨てつつあります。

私達が今まで「非文明的」だと感じ、なんなら侮蔑の感情さえ持ってきたような社会が、
私達のこれからの幸せを実現する社会の形なのかもしれません。

 

 

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