サンカ族

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

皆さんは、サンカ族という民族をご存じでしょうか??

名前的に、南アジアや東南アジアの法の民族のように聞こえますが、
実は日本にいた「民族」となります。

このサンカ族は、実は日本で生活していた民族です。
しかも、昭和20年ごろ(1945年)ごろまで、その存在が、
統計的にではないとはいえ、確認されていた人々です。

彼らは普段、山を生活圏とし、しばしば山里へ降りてきて、
物々交換によって我々との交流を持っていたといわれます。

驚くべきは、明治時代以降も移住生活をつづけ、
大日本帝国の戸籍には登録されていたなかったということです。

また、このサンカという呼び名は、あくまで我々平地の人間がそう呼んだだけで、
彼ら自身が自らをこのように読んでいたわけではないようです。

彼らは狩猟採集の生活をベースとした移住での生活を基本としており、
山里の村などとの物々交換の際には、かごなどの工芸品を主に交換していたそうです。

個人的には、戸籍に登録されない人々が明治時代以降にも存在したというのにも驚きましたし、
それが戦後になってからほぼ見られなくなったというのも驚きました。

もちろん、日本の各地にみられたサンカと呼ばれた人々は、
全体が一つの集団として動いていた可能性がとても低いですが、
経済的な成長の影響なのか、中央官庁の力の増大の影響なのかはわかりませんが。
それだけの力を得ていたというのは、やはり面白いともいます。

次回は、もう少しわかりやすく、明確に民族であると定義されたタロン族という、
世界最小の人々について話していこうと思います。


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