民族とは何か

こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。

民族というと、さも伝統的にあるものだという認識の方が多いかもしれません。

日本人は、単一民族だという話も、多民族国家だという話もありますが、
これは民族というものが何かを理解していないといけません。

そもそも民族という言葉を、現代の定義で使いだしたのは、
フランス革命の時期のフランスからです。

つまり、近代国家(=国民国家)を作る過程で出てきた考え方ということです。

ということは、世界中にはいろいろな国家がありますが、
その中の民族というものは、近代国家が成立した時期か、
欧米によって植民地化された時点で、持ち込まれた概念ということです。

そうなると、日本が多民族国家か、単一民族国家かというのは、
不毛な議論であると分かってもらえるとおもいます。

ようは、「明治時代以降に日本に対して集団移民が行われたか」という話なので、
その答えとしてはNoですが、そもそもそれになんの意味があるのでしょうか。

私たちが当たり前と思っていることの中には、
今のシステムのルールとなっている部分と、本当に昔から続いているために当たり前の部分があります。

もちろん、ルールは社会のシステムが変われば、
昔から続いているものは時間が過ぎれば変わっていきます。

現在のあたりまえとは何なのかを考え、それをいかに利用できるかというところ名のではないでしょうか?


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