教育に関するデータの判断
こんにちは!!
s-Live 東京つつじヶ丘校です。
世間では、こんなことをすると子供の学力向上に役立つ!!などの情報が
たくさんあふれています。
確かに、統計的に2つの出来事で、つながりがあることも多いですが、
つながりがあるからと言って、必ずしもそれをやれば学力的な向上がみられるかは別問題です。
よく言われるのが、
「読書を多くする子は、学力が高い」というデータですね。
確かにこの2つのデータは互いに関連していますが、
これはあくまで「相関関係」にあるというだけです。
相関関係とは、先に述べたつながっているということだけを表します。
もっと言えば、相関関係だけでは意味がなく、
「因果関係」担っているかということのほうが、はるかに重要なのです。
ダイエットの例でいえば、
・男性のダイエットでは、有酸素運動よりも無酸素運動のほうがいい!!
・女性のダイエットでは、筋トレすると太くなるから、食事制限だけにする!!
・筋トレで大きな筋肉を鍛えておけば、肥満にはならない!!
・ヤセ菌を増やしさえすれば、太りずらい体を作れる!!
などです。
ダイエットでいえば、やはり 摂取エネルギー<消費エネルギー でやせていくというのが、本当の因果関係なので、そのための方法などはどれを取るかというのはあまり関係ありません。
もちろん、世の中の細い方の中には、これらの情報を用いて、上手にやせた方や、
体型を維持している方もたくさんいます。
タレントの〇〇さんが、この方法でやせました!!的な広告なども、これに含まれます。
ですが、勘違いしてはいけないのが、その方法だけ真似たところで意味はないということです。
根本的な仕組みが分かっていないと、
ヤセ菌をふやすためにヨーグルトを食べすぎて、エネルギーを過剰摂取してしまう。
デンプンの摂取量を減らさずにたんぱく質を摂取したことで、体重が増加してしまう。
体重は減ったけど、体脂肪率は上がってしまう。
などといった失敗につながってしまいます。
根本的な原理を理解しないまま、方法だけ真似しても、なかなか難しいということですね。
次回からは、相関関係にあるだけでなく、しっかりと因果関係にあると証明されたことを順番に紹介していきますので、楽しみにしていてください!!
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