北京での恐喝

 

 

こんにちは!s-Live講師の鈴木です。

 

前回はキューバの宿探しの際のトラブルについて話しました。

 


今回は中国、北京での経験について話したいと思います。

 


私は2017年夏に、ミャンマーの孤児院やスラム街を

 

訪問し支援を行うボランティアに参加しました。

 


ボランティア自体はうまくいったのですが、

 

事件はその帰り道に起きました。

 

 

 

トランジットで中国に着いたのが午前五時。

 

日本へ発つ飛行機は午後三時。


十時間暇になったので北京を観光することにしたのです。

 

北京中心部を観光し、空港に戻るためのタクシーを拾おうとした際、

 

とある自転車タクシー(人力車の自転車版の様なものです)のおじさんに話しかけられました。

 


「3元でつれてってあげるから乗りな!」

 


半信半疑でしたが、うまく交渉され、金欠だった私はそのタクシーに乗ることにしました。

 


しかし、着いたと言われ降ろされた所は、薄暗い工事現場の裏でした。

 

 

最初三元と言われたにもかかわらず、

 

300元(約6000円)を請求してきたのです。

 


そんな金額は払えないと身振り手振りで伝えると、


財布のなかに手を入れられ、1万円を奪われました。

 


その一万円を返してもらおうと、全財産を使い300元を払いましたが、


一万円と300元どちらも奪って逃げてしまいました。

 

ドラマでしかないような展開ですが、全て実体験です。

 

おっかないおじさんに恐喝され、初めて本当に殺されるか思いました。

 

 

それ以降海外に行くときは、このような事が無いように大金は財布に入れず、別のところに隠すようにしています。

 

 

一件優しそうな人に見えても、事件が起きてからでは手遅れです。

 


海外に行く際はくれぐれも気を緩めないように!